MOON
月山羊座の人
月が山羊座にある人は、弱音の出し方が分からない。しんどい時ほど平気な顔をして、誰にも言わずに片づけてしまう。頼られるのは得意でも、頼るのは苦手。疲れた時に何を欲しがるかを決める月が、山羊座に置かれてる。
素の顔と、安心のかたち
月が山羊座にあると、弱ってる自分を人に見せるのが本当に苦手。大丈夫かと聞かれた瞬間に、反射で大丈夫と答えてる。実際はぜんぜん大丈夫じゃない日でも、口のほうが先に動く。
自分のことは自分でやらなきゃいけない、という感覚を、ずいぶん前から持ってる人が多い。それは冷たいんじゃなくて、甘え方を習う機会が少なかっただけ。頼られるのは得意なのに、自分から助けを求めるのは最後の最後。手一杯なのに引き受けてしまうこと、あるよね。人の期待に応え続けた分だけ、静かに減っていくものがある。
人に迷惑をかけることへの警戒が強いから、断るより自分が持つほうを選んでしまう。結果として仕事も相談も集まってきて、いちばん疲れてる人になりがち。それでも、あなたが抱えてるおかげで回ってる場所がいくつもある。
月が同じ星座にいるのは二日半ほどしかない。生まれた日が切り替わりだと、出生時刻を調べるまで自分の月星座は確定しない。
しんどい時の戻り方
戻り方を、まだ覚えてない人が多い。休んでる自分を責めてしまうし、予定が空いてると落ち着かなくなる。休む時間まで、いつのまにか仕事にしてしまうところがある。
この月に要るのは、何も生まない時間を意図的に作ること。予定のない午後を怖がらなくていい。何も済ませなかった一日があっても、あなたの積み上げは崩れない。
それから、ちょっと疲れた、の一言を誰かに言えるようになると、回復の速さが変わってくる。全部話す必要はない。その一言だけで十分。
休むのが下手なのは、生まれつきの性格じゃなくて、休み方を教わる機会がなかっただけ。今から覚えても遅くない。
恋と縁への出方
しんどい時のあなたは、誰にも言わずに時間で解決しようとする。実際それで乗り切ってしまうから、周りは気づかない。気づかれないまま何度も乗り切ると、そのうち誰にも言えなくなる。
縁の作り方も、時間をかけて信用を積む形。派手さはないぶん、一度築いた関係は長い。ただ、心を許すまでが長いから、相手には距離を置かれてると誤解されることがあるかもしれない。まだ慣れてないだけ、と早めに伝えておいてあげて。
約束を守る、時間に遅れない、言ったことをやる。地味に見えるその積み重ねが、あなたの愛情表現そのもの。派手じゃないぶん、伝わるまでに時間がかかるだけ。
この星の活かし方
月山羊座の整え方は、弱音の練習をすること。いきなり全部は無理でいい。ちょっと疲れた、の一言から始めれば十分。
今日ひとつ、頼みごとをしてみて。断られても構わない小さなことでいい。頼む筋肉は、使わないと動かなくなる。それから、休んでる自分を責めないであげて。この月の人は、休む時間まで仕事にしてしまいがち。あとは、予定のない時間を意図的に作ってあげて。空いてる時間に落ち着かなくなるなら、それは休み方をまだ覚えてないというだけ。
しっかりしてるのは、そうならざるをえなかったからでもある。もう十分やってきた。今日は少しだけ、預けていい。
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