MOON
月蟹座の人
月が蟹座にある人は、内と外の差が大きい。外ではちゃんとしてても、心を許した相手の前では急に子どもみたいになれる。安心のかたちを決める月が、蟹座に置かれてる。
素の顔と、安心のかたち
月が蟹座にあると、気を許した相手の前とそうじゃない場所とで、別人みたいになる。職場ではしっかり者で通ってるのに、家に帰ったとたん何も喋りたくなくなる。その落差は二重人格じゃなくて、情の深さのかたち。
身内と決めた相手にはとことん尽くすぶん、線の内側に入れる基準がはっきりしてる。ただ、一度入れた相手には注ぎ続けてしまうところがあるから、返ってこない相手を抱えたままになってないか、時々見てあげてね。
人の機嫌に左右されやすいのも、この月の性質。家族や近い相手が不機嫌だと、それだけで一日中落ち着かない。距離が近い人ほど影響が大きいから、線を引くのは冷たさじゃなく必要な手入れ。外でしっかりしてる分だけ、家での消耗も大きい。
月の動きは天体の中でいちばん速くて、二日半ほどで次の星座へ渡る。生まれた日が境目にあたる人は、出生時刻まで調べてやっと自分の月星座が分かる。
しんどい時の戻り方
戻る場所は、心を許した人のそば。外でどれだけ気を張っていても、帰ってほっとできる相手がいれば持ち直せる。逆に、その場所が荒れてる時期は、どこにいてもしんどい。
誰かの世話を焼いてる時にも元気が出るタイプで、自分のためより人のためのほうが動きやすいかもしれない。ごはんを作る、様子を見に行く。そうしてるうちに、自分のほうも回復してたりする。
ただ、そればかりだと充電が追いつかなくなる。何もしないで、ただそばにいるだけの時間も取ってあげて。
家が落ち着かない時期は、部屋をひとつ整えるだけでも効く。この月にとって、居場所の状態はそのまま心の状態になる。
恋と縁への出方
しんどい時のあなたは、安全な場所に戻りたくなる。家、いつもの部屋、いつもの相手。誰にも会いたくないのに、ひとりでいるのも心細い。そのちぐはぐさに戸惑ってきたかもしれないけど、それがこの月の回復のしかた。
縁の作り方も、内側に入れるかどうかで決まる。知り合いのままの相手には一定の距離を保てるのに、身内にした瞬間から距離がなくなる。だから、入れる前に少しだけ時間をかけてあげて。あなたの情の深さは、注ぐ先さえ間違えなければ、いちばん長く続く縁になる。
一度心を許した相手には、驚くほど無防備になる。その落差に相手が戸惑うこともあるけど、それはあなたが本当に安心してる証拠。身内になった相手の調子が、そのまま自分の調子になるのも、この月らしさ。
この星の活かし方
月蟹座の整え方は、戻れる場所を作っておくこと。物理的な部屋でも、決まった相手でもいい。ここに帰れば大丈夫、と思える場所があるだけで、外での粘りが変わる。
今日ひとつ、家の中の自分の居場所を整えてみて。座る場所をきれいにするだけでいい。それから、してほしいことをひとつだけ口に出してあげて。世話をする側から降りる時間も、あなたにはちゃんと要る。あとは、人の相談を受けすぎた日は、意識して自分の話をしてあげて。聞く側にばかり回ると、この月は静かに疲れていく。
甘えるのが下手なんじゃなくて、先に相手を守ってしまうだけ。守られる側に回る日があっていい。あなたも、誰かの身内。
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