MOON

月射手座の人

月が射手座にある人は、閉じこめられると息が詰まる。予定をぎっしり埋められたり、行動を細かく聞かれたりするだけで疲れてしまう。落ちこんでも引きずらないのは、この月の贈り物。どうしてると安心できるかを決める月が、射手座に置かれてる。

素の顔と、安心のかたち

月が射手座にあると、逃げ道が見えてる状態でないと落ち着かない。予定が先まで埋まってる手帳を見ただけで、なぜか息が浅くなる。行動を細かく確認されるのも、悪気がないと分かっていてもしんどい。
その代わり、落ちこんでも引きずらない。嫌なことがあっても、出かけて、知らない景色を見て、うまいものを食べたらだいたい戻る。悩みを抱えこんで考え抜くより、動いたほうが早いタイプ。気持ちが沈んだ日に部屋にこもると、かえって長引くかもしれない。あなたの回復は、外の空気のほうにある。
予定を決められるのが苦手なぶん、行き先のない外出がいちばん効く。目的を決めずに歩いてるうちに、なぜか気持ちが片づいてること、あるよね。人に細かく報告するのが面倒なのも、隠したいからじゃなくて、自由がそのまま安心だから。
月はおよそ二日半で次の星座へ移っていくから、誕生日だけでは決まらない日がある。生まれた時間が分かると、そこではっきりする。

しんどい時の戻り方

落ちこんでも引きずらない。動いてるうちに勝手に元気になるタイプで、抱えこむより出かけたほうが早い。
行ったことのない場所、いつもと違う帰り道。景色が変わると気持ちも切り替わっていく。遠くへ行けない日でも、寄り道をひとつ足すだけで違うはず。
逆に、予定をぎっしり埋められて動けない時期がいちばんしんどい。手帳が全部埋まった瞬間から、元気が落ちていくのが分かるかもしれない。余白は空いたら作るものじゃなくて、先に取っておくもの。
悩みを長く抱えないぶん、周りからは楽観的に見られやすい。でも感じてないわけじゃなくて、動きながら処理してるだけ。

恋と縁への出方

しんどい時のあなたは、話し合いで解決しようとするより先に、場所を変えたくなる。散歩でも、遠出でも、席を移るだけでもいい。景色が変わると、気持ちのほうが勝手に切り替わっていく。
縁の作り方も、動いた先で生まれる形。同じ場所に留まってると出会いも止まるから、興味のある集まりに顔を出すだけで縁は増えていく。ただ、深くなる前に次へ行ってしまうところがあるかもしれない。続けたい相手には、こちらから予定を作ってあげて。
遠く離れても気持ちが薄れにくいタイプ。距離があっても続くのは、あなたの中で相手の位置が動かないから。

この星の活かし方

月射手座の整え方は、余白を先に確保すること。埋まってからでは遅い。何も決めない日をあらかじめ取っておくと、それだけで日々の呼吸が変わる。
今日ひとつ、いつもと違う道を通ってみて。遠くへ行かなくていい。それから、窮屈だと感じた時は、我慢する前に言葉にしてあげて。少し自由がほしい、と言えるだけで、この月はずっと機嫌よくいられる。最後にひとつ、しんどい時ほど人と会う予定を入れてあげて。話す内容はどうでもいい。外の空気に触れてるうちに、この月は勝手に戻ってくる。

離れたがるのは、あなたが薄情だからじゃなくて、風の通り道が要るというだけ。息のできる場所にいていい。

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