LILITH
リリス水瓶座の人
「普通そうしないよ」って言われた日のこと、まだ少しだけ覚えてない?リリスが水瓶座にある人は、人と違う自分でいたい気持ちや、変わったものに惹かれる自分の欲を、「浮きたくない」の一心で抑えてきた。多数決に合わせて、好きなものはそっと内緒にして、普通のふりだけが上手になった。でも、その擬態は、才能の上に羽織った一枚の服にすぎない。
抑えてきた欲求
リリスが水瓶座にある人が抑えてきたのは、「みんなと同じ」への違和感そのもの。本当は変わった音楽が好きで、王道より裏道に惹かれて、常識と呼ばれるものに「なんで?」がわいてしまう。その感性を出して浮いた記憶、引かれた記憶が、擬態のスイッチを入れてきたのかもしれない。
流行りの話題に合わせてうなずいて、好きなものを聞かれても無難な答えを返して、会議で誰も言わない案が浮かんでも胸の内にしまう。擬態がうまくなるほど生きやすくはなるのに、どこにいても「本当の私はここにいない」感じが抜けない。それが、この配置の孤独のかたち。
でも、あなたが隠してきた「変」は、時代のほうがあとから追いつくタイプの「変」で、数年したら「先見の明」と呼ばれてたりする。
解放したときの魅力
違いを誇れるようになった水瓶座のリリスは、その唯一無二がそのまま引力に変わる。独特の視点、意外な趣味、誰も思いつかない組み合わせ。隠すのをやめた途端、「そういうの好きな人、初めて見た」が「そういうあなたが好き」に変わっていく。
しかも長く擬態してきた人は、普通の感覚のほうも熟知してるから、変わった発想を普通の言葉に翻訳して渡せる。それは孤高の天才にはできない芸当で、あなたの個性が社会でちゃんと使い物になる理由でもある。抑えてきた時間は、無駄なんかじゃなかった。
恋と縁への出方
恋では、あえて距離を置きたがる癖が、リリスの出方になる。毎日ぴったり一緒より、それぞれの時間があって、たまに会うくらいがちょうどいい。恋人という枠についてくる決まりごとに、どこか窮屈さを感じてきたよね。その距離感を「冷めてる」と誤解されて、傷ついた経験があるかもしれない。でも、それはあなたなりの縁の大切にし方で、欠陥なんかじゃない。
合図はふたつ。距離の取り方を、はじめに言葉にして相手へ渡してみて。そして距離を置いてもちゃんと戻ってくることを、行動で見せてあげてね。この二つがそろえば、あなたの独特の愛し方は、束縛のない自由な関係という、多くの人が憧れる形になる。
この星の活かし方
この星を活かす鍵は、変わった自分の発表会を、小さく開いてみること。好きなものを聞かれたら正直に答える、部屋のどこかに趣味全開のコーナーをつくる、SNSの裏アカでいいから本当に好きなものだけを並べる。「変わってるね」を、けなしじゃなくて褒め言葉として受け取る練習を重ねるほど、擬態の時間は静かに減っていく。
そして、同じ「変」を持つ仲間を、ひとりだけ見つけてあげてね。あなたの個性は、隠す場所じゃなくて出す場所を選ぶだけで、ちゃんと居場所になる。
普通のふり、疲れたでしょう。あなたの「変」は、まだ名前がついてないだけの個性。時代のほうが、あとから追いついてくる。
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