VENUS × MARS

金星乙女座 × 火星水瓶座

金星が乙女座で、火星が水瓶座。好きかどうかより、この関係が筋の通ったものかを先に考えてしまう。相手の言い分に矛盾があると気になって仕方ないし、納得できないまま流すことができない。理屈っぽいと言われた経験があるかもしれない。

正しさで測る恋

金星乙女座は、恋を静かな観察から始める。相手の細部を見て、条件に合うかを測ってから心を開く。誠実さがいちばんの基準になる星。
火星が水瓶座にあると、火がつくのは筋の通らないものを見た時。肩書きにも場の空気にも従わないし、自分が正しいと思ったことなら一人でも押し通せる。二つが合わさると、あなたの手には物差しが握られてる。相手の言葉も自分の気持ちも、その物差しに当ててから扱う。
噛み合うと、この人の判断はぶれない。感情に流されず、周りの評判にも動かされず、自分の目で見たものだけを信じられる。ずれるのは、正しさが優先しすぎる時。乙女座が粗を見つけ、水瓶座がそれを筋論に変える。相手が謝ってるのに議論が終わらない、という場面を作ってしまうかもしれない。正しくても、関係はそれで削れる。

恋と縁への出方

始まり方は、対等な会話から。うわべの盛り上がりでは動かず、話が通じるかどうかで相手を測る。頭のなかを見せ合える相手に出会うと、そこから距離が縮まる。数は多くないぶん、当たりが正確。
縮まったあとは、生活を整える力と、相手を型にはめない自由さが両立する。細かく気を配りながら、相手の選択には口を出さない。この距離感を心地よく感じる人にとっては、稀な相手になる。
つまずくのは、感情でぶつかられた時。水瓶座の怒りは温度が下がる方向に出るから、涙で訴えられても筋道のほうを返してしまう。しかも乙女座が事実まで並べるので、相手には勝ち目がない。言い返したくなった日は、返事を一晩だけ置いてみて。朝になると、同じ内容でも言い方がやわらかくなってるかもしれない。

人との距離の取り方

周りからは、公平で頭の切れる人。派閥に入らず、立場の弱い側に立てるから、独特の信用のされ方をする。
合わないのは、同調を求められる場。全員が同じ方向を向く空気にいると、理由もなく疲れる。無理に混ざらなくていい。抜けた場所のほうが、あなたの力は出る。
人づきあいの数は少なくていい。話の通じ方で結ばれた縁は、勢いで仲良くなった縁よりずっと長持ちする。何年たっても同じ調子で話せる友人が数人いるなら、それがこの配置の正解。増やそうと焦らなくていい。合う人は、時間が経つほど自然に残っていくよね。

この組み合わせの活かし方

活かし方は、判定の前に一拍置くこと。相手の言葉を物差しに当てる前に、何が言いたかったのかを一度だけ聞き返す。それだけで、正しさが刃にならずにすむ。
もうひとつは、理性の向け先を決めること。この星の熱は、守りたい相手のために使った時にいちばん正確に出る。理不尽な扱いを受けてる人の側に立つ。そこで発揮される力は本物で、あなたの信用もそこから育っていく。
一人の時間を確保するのも大事。ここが減ると人への当たりが強くなる。予定表に空白を残しておいてあげてね。

測れることは強さ。ただ、恋には測れない部分が残る。そこを欠陥と呼ばずに置いておけた時、あなたの関係はぐっと深くなる。

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