VENUS × MARS

金星牡羊座 × 火星獅子座

金星が牡羊座で、火星が獅子座。好きになったら追いかけたいのに、振られる形になるのだけはどうしても避けたい。勢いがあるはずなのに、最後の一歩で止まった経験があるかもしれない。

追う熱と、退けないプライド

金星牡羊座の惹かれ方は、待てない。心が動いた瞬間に追いかけたくなるし、手ごわい相手ほど熱が上がる。
火星獅子座のほうは、頑張りの燃料がプライドにある。見られてる場面や任された場面で普段の何倍も力が出るし、勝負で負けるのを何より嫌う。
噛み合うと、あなたは驚くほど堂々と攻められる人になる。真剣に人を追いかける姿を隠さないし、それが格好悪いとも思ってない。周りが尻込みする場面で前に出られるのは、この二つが揃ってるから。
ずれるのは、勝てるか読めない時。牡羊座は行きたいのに、獅子座が「負ける形は嫌だ」と足を止める。だから確信が持てない相手ほど動けない。止まってるのは臆病だからじゃなくて、賭けてるものが大きいだけかもしれない。どうでもいい相手には、あなたは平気で動けてる。

恋と縁への出方

入口は自分から。気になった相手には遠慮なく近づくし、印象に残る渡し方ができる。誘い文句を考える時間も、けっこう楽しんでるはず。記念日でも誘い方でも、ひと工夫を惜しまない人。選ぶ店ひとつにも、相手の顔が浮かんでる。
近づいてからは、相手を大事にする力が強い。褒めるし、堂々と隣を歩くし、人前で扱いを変えない。隣にいる人には、大事にされてるという手応えが途切れずに届く。
つまずくのは、脈が読めない相手を前にした時。獅子座の火星が傷つく形を避けようとして、確かめる前に引いてしまう。そのまま何も起きずに終わった縁が、いくつかあるはず。負けたくない気持ちは自然なもの。ただ、確かめないまま終えるほうが、後から効いてくるかもしれない。

人との距離の取り方

華があって、人を引っぱれる人。場が停滞した時に前に出られるし、言うべきことを言える。だから頼りにされる。
ただ、雑に扱われることには耐えられない。軽んじられた瞬間に態度が変わるので、周りはあなたの機嫌を敏感に読んでるはず。本人が思ってるより、表情が出てるかもしれない。
人との縁は、褒め合える相手と長く続く。あなたに認められた記憶を持ってる人は多くて、その人たちは何年経ってもあなたを覚えてる。無理に人数を増やさなくていい。あなたが本気で応援した相手は、あなたのことを味方だと思ってる。その関係は、時間が経つほど効いてくるかもしれない。

この組み合わせの活かし方

この配置を活かすなら、勝ち負けの土俵から恋を外すこと。恋は勝負じゃないので、獅子座の物差しを当てると動けなくなる。
具体的にひとつ。告白を「結果を取りにいく行為」じゃなく「渡す行為」だと置き換えてみて。答えは相手のものだと分かるだけで、踏み出しがぐっと軽くなる。持ち帰るのは、渡したという事実だけでいい。
もうひとつは、勝負したい気持ちを恋の外で満たすこと。勝ち負けのある趣味でも、任される役目でもいい。火星獅子座は出す場がないと、その熱が恋人との小さな主導権争いに向かう。別の舞台があるほうが、隣の人にやさしくいられるかもしれない。

追いたい気持ちも、負けたくない気持ちも、どちらもあなたの熱。渡すだけなら、負けることにはならない。

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