VENUS × MARS

金星牡羊座 × 火星牡牛座

金星が牡羊座で、火星が牡牛座。好きだと気づくのは一瞬なのに、そこから最初の一歩を出すまでが妙に長い。気持ちは走ってるのに体が動かない、あの感じに覚えがあるかもしれない。

心の初速と、体の重さ

金星牡羊座の惹かれ方は、理屈になる前に決まる。条件を並べて検討する時間がなくて、会った時の感じで心が動く。届きにくい相手ほど気持ちが強くなるのも、この星らしいところ。
ところが火星牡牛座の動き方は、まるで速度が違う。荒っぽく攻めることをしないし、動き出すまでに助走がいる。そのかわり一度動き出すと、途中で投げ出さない粘りがある。
だからあなたの恋は、心と体で時差が生まれる。もう好きになってるのに、連絡するかどうかで何週間も止まってる。周りからは慎重に見えて、内側では急かす声がずっと鳴ってるはず。
ただ、この時差は欠点じゃない。牡羊座が的を決めて、牡牛座が最後まで運ぶ。速く決めて長く続けられる人は、そんなに多くないよね。動き出しの遅さは、粘りとセットで来てる。出足で負けても、最後まで残ってるのはあなたのほう。

恋と縁への出方

恋の入口では、気持ちだけが先に着く。相手のことをもう好きになってるのに、行動が追いつかないまま時間が過ぎる。片想いの期間が長くなりやすいのはそのせい。相手はまだ、好かれてることに気づいてないかもしれない。
動き出してからは、驚くほど強い。牡牛座の火星は途中で手を離さないし、じわじわ間合いを詰めていくのが得意。派手なアプローチじゃなくても、通い続けることで振り向かせてしまう。粘り勝ちの恋を、実際に経験してきたかもしれない。
つまずきやすいのは、待たされてる時期。金星牡羊座は待つのがいちばん苦手なのに、火星のほうは急に動けない。その板挟みで、内側だけが焦げていく。焦りが出た日は、体を動かして流してみて。頭で抑えようとするより、そのほうが早く収まる。

人との距離の取り方

穏やかで、めったに声を荒げない人。急に人を切ることもないので、周りは安心して寄りかかってくる。
でも内側には、金星牡羊座の負けん気がちゃんとある。理不尽なことを言われた時、顔には出さないまま心の中で線を引いてる。表の温度と内側の温度が違うタイプで、気づいてる人は少ない。静かに怒ってた日があったこと、誰も知らないよね。
付き合いは長く続く。一度大事にした相手を手放さないし、頼まれたことも最後までやりきる。数を増やすより、いま続いてる関係に手間をかけるほうが向いてる。無理に顔を広げようとしなくていい。長く一緒にいた人が、あなたの本当の価値を知ってる。焦って人数を増やすより、その数人を守るほうが実りが大きいかもしれない。

この組み合わせの活かし方

この配置で効くのは、決めるのは速いままにして、動き出しの助走だけ短くする工夫を持つこと。
具体的にひとつ。心が動いた日に、その日のうちに一言だけ送ってみて。長い文はいらない。「今日の話おもしろかった」で十分。牡牛座の火星は最初の一歩がいちばん重いので、そこを軽くしておくと後が続く。一歩目さえ出れば、あとは牡牛座の粘りが勝手に運んでくれる。
もうひとつは、会う場所を自分の生活圏に寄せること。慣れない場所ばかりだと火星が消耗して、恋そのものが億劫になる。いつもの店に連れていくくらいでちょうどいい。落ち着ける場所からのほうが、あなたは長く動き続けられるかもしれない。

決めるのが速くて、続けるのが得意。その組み合わせを持ってる人は少ない。出遅れて見える日も、最後まで残ってるのはあなた。

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金星牡羊座×火星牡牛座のあなたの、実際の話は。

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